侍ナース!!

アラフォー男性看護師長が、偏見に満ち溢れた極論で看護の世界を斬る!

看護師は2種類の職場を選べる

看護師の職場はもちろん病院である。
仕事内容は、患者に対して看護を提供するのが仕事、である。


そこには細かな部所の分類がある。
救急、急性期・慢性期病棟、外来、手術室・・・・・


しかし、臨床的に言う「部所別」ではなく、看護師同士が「どこに属しているのか?」と確認するに時の最大の焦点になる部分は、救急でも病棟でも手術室でもありません。


それはなにか?


精神科病院か、そうじゃないか(いわゆる一般病院のこと)。



これは、もうじぇんじぇん違うと思っています。
てか、違います(断言)。


特に看護士は精神科勤務が(割合的に)圧倒的に多いわけで、俺の友達も半数は精神科勤務です。
精神科では、看護士が求められるのは至極当然です。
野蛮な視点ですが、ある意味力がもの言う仕事の部分があるからでしょう。
それは看護士の歴史や現状を見てても、そう解釈する事が妥当でしょう。


じゃ、なにが具体的に仕事として何が違うのか。
誤解を恐れずズバリ思うままに言えば
「いわゆる医療行為をほぼ行わない」
これが大きいと考えています。

この「いわゆる」の部分が大事です。


精神科は投薬もするし、処置ももちろん行うでしょう。
しかし、一般病院と比べればその差は歴然です。


俺が思うに、精神科看護師の最大の仕事は「コミュニケーション」。
すなわち
「言葉や関わり方が最大の治療」。


そこだけ言えば
「一般病院の看護師はコミュニケーションしないのかよ!」となりますが、
そうじゃなくて、ここらへんが「いわゆる」の違いなのです。



精神科勤務と一般病院では、
点滴や術前術後処置、疾患に対する治療、救急対応、栄養管理や水分管理、感染対策に清潔操作・・・・
などなど、あまりにも業務的,知識的に必要とされる部分で違いがあり、求められる場面の回数は歴然と違います。


それくらい
「この患者が俺の発言や態度で、どう思うのか?どんな風に感じるのか?どう返答してくるのか?」
と考えながら行うコミュニケーション回数や場面回数が違いすぎます。

本来、精神科はこの「プロセスレコード」を念頭に置きながらコミュニケーションを行うのです。
一般病院の看護師でここまで考えてコミュニケーションとってる奴はいるのか?と聞きたいくらいです。
皆無とはいいませんが、意識としては相当低いはずです。

だから一般病院でうつ病やそう病、幻覚や妄想、幻聴がある患者に対して適切な看護が提供できるか?と言えばズバリNOでしょう。


精神疾患を患っている方が、身体的疾患で一般病院に入院する事ももちろんあります。
そんな時はどうなのか。


「はやく(身体的疾患)治して、あっちに(精神科)送ろうぜ!」


と言うのが、一般病院勤務の下劣な本音なのです。
もしかしたら、その逆(精神科から一般病院)も然りでしょう。


別に偏見が強くて言ってるワケではありません(ここ大事!)。
その手の看護はトテツモなく深く、そしてトテツモなく難しいのです。
なまじっか本を読んで対応できるような看護ではないのです。
要は、プロに任せる感覚なんです。


このように、我々看護師自身が全く別ものである認識なのです。

すなわち、同じ資格を持ちながら、求められる能力が大きく違い、そして患者が違いすぎるのです。


精神科看護師と一般看護師の違いでもう1つ言いたい事があるんですが・・・
意外に長くなってしまったので次回にします。



↓なんとなくやってます。

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