侍ナース!!

アラフォー男性看護師長が、偏見に満ち溢れた極論で看護の世界を斬る!

俺が看護専門学校の校長ならこう言う。

ががが・・・(マイク微調整中)


あ、、あ、、テス・・・テス・・・(マイク音量確認中)




え〜、新人看護学生たちへ。

この「侍看護専門学校へ、ご入学おめでとうございます。

校長の奥一筌太です。

ここは「侍」と名称があるように、男性しかおりません。

ピチピチナースの卵はおらず、むさ苦しい看護士の玉子がそろっております。

しかし、時代でしょうか?

年々、生徒数は増えております。




さて・・・


みなさまはどのような経緯で看護士を目指したのでしょうか。


お祖母ちゃんが入院して看護の仕事を知った

自分が入院したとき看護師に優しくしてもらった

母親が看護師だった

安定した就職だと思ったから

カワイイ看護婦と絶対結婚したいから自分も看護士を目指した

ナース服が着たかった


・・・理由は様々でしょう。



ちなみに俺はどれにも当てはまりません。

入院したこともないし、身内に医療従事者もいません。



高校の進路指導室に置いてあったハローワークの職業募集の冊子を目をつぶってペラペラめくり、
「エイヤッ!」と指さした欄が
「〇〇病院 看護婦・看護士募集」
だったからです。


ちなみに男子校でしたし、看護学校への知識は皆無でした。

ですので、目指した経緯は
「なりゆき」
です。



なんであれ、ここに居るみなさんは看護師免許習得を目指し、
看護界に羽ばたいていく原石なのです。


みなさんは、年齢的には立派な大人です。
十代もいるでしょうし、その親の年齢もいるでしょう。

しかし、「学生である」という意識を常に持って切磋琢磨していただきたい!




・・・なんて、ありきたりなコメントはこの辺までとして。




入学当初は理想に燃え、授業もそれなりの姿勢で受けるでしょう。



しかし、栄養学や薬理学、母性看護に、はたまた公衆衛生など
「え〜、こんなん無理やわ」
と、自分の記憶力の限界を早くも知り、
医療の世界を知るにはこんなにも多くの科目が必要なのか、と嘆(なげ)き、
日々、興味を失っていくでしょう。


特に、それは年齢が若ければ若いほど、そういう傾向にあるもんです。


心のスミッコには
「授業聞かなきゃ、まずい事になる」
という、一応のサイレンは光っているけれど、
見て見ぬふりしてしまう。



仲の良いクラスメイトも出来始め、みんなで勉強の難しさを語り明かす。
すばらしいじゃないですか。これぞ学生生活です。


しかし、それは徐々に「傷の舐め合い」になっていきます。


授業中
「あいつも寝てるから、俺も寝る」
「いつのまにか寝てしまう」
「こんな授業、寝てしまう」


友がいれば、睡眠学習も心強いものであります。
 


そして、テストは一夜漬けが当たり前。
過去問の収集に余念がなくなる。


過去問通りのテストなら「いい先生」
過去問の傾向と対策が通用しないテストなら「最悪」
ましてや追試ともなれば「神頼み」


そして1年もすれば心にこう思い出す。


「とりあえず看護師になった俺を見てくれ。勉強じゃないのだ」と。



しかし、それはあまりに自分勝手な理屈であり、
アホな看護士などこの世にいらないのです。
教養を身につけてから、はじめて人間性の勝負が挑める世界なのです。



もちろん、クラスにかしこい奴らはいるのですが、

家族がいる、社会人経験者
といった
覚悟がある奴ら
が、そのような傾向にあります。


やはり、背負うものがあるのは人間を強くするのです。


ですので、十代〜二十代前半で独身の男性諸君は身を引き締めて邁進するように。



そして、すこし先の話になりますが、実習についての心構えをお話しておきます。



かねがね、いろんな所から
「しんどい」
「やめたくなる」
「ストレスで太った」
「レポートが山のようにある」
「勉強、勉強で眠れない日々だ」
「指導者が最悪」
と、前情報が耳に入ると思います。



それは全て事実です。


しかし、それは1年間という期限付きの修行の日々です。

修行はしんどいに決まってます。

楽して看護師という命を預かる仕事にはつけないのです。

しんどいが故に、そんな当たり前のことすら見失うものです。



それに、これは極論かもしれませんが、学生という立場なので勉強さえしてればいいのです。

臨床に出れば、こんなことではいけません。


疾患を勉強し、手技を覚え、コミュニケーションスキルを高め、
患者に苦痛を与える処置を行い、文句を言われ、なだめすかし、
医者に怒鳴られ、看護婦に面白おかしくおちょくられ、
自分も時には傷つき、だけど最高の人間ドラマを垣間見て、
お給料を貰うのがこの仕事です。


要するに、実習中は臨床に出ますが、責任はないのです。
そしてわずか1年後には免許を取得し、臨床に出てしまうのです。


そう思えば、はっきりいって、実習?

ちょろいもんです。

逆境を楽しむのが、実習です。



ただし。
人によってはリタイヤもする。

それも結果的にはOKでしょう。

そういう奴はいずれ医療ミスを起こす人生だった、と思ってスパッと別の人生を歩むほうがそいつのためです。

人を殺す、傷つける、もしくは自分が感染してしまう・・・

そんな仕事なんです。



さて、時間もいい頃合になりました。

みなさんには、すこしビビらし過ぎた内容かもしれませんが、

なにわともあれ、

おそらく人生最後の学校生活、満喫してください。

では。



がごっっ!!(お辞儀でマイクにおでこをぶつける)



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