侍ナース!!

アラフォー男性看護師長が、偏見に満ち溢れた極論で看護の世界を斬る!

外国人看護師のニュースも一部分、自虐的ニュースに思う

平成20年7月1日に発効した日・インドネシア経済連携協定に基づき、平成20年度よりインドネシア人看護師・介護福祉士候補者の受入れを実施しています。また、同年12月11日に発効した日・フィリピン経済連携協定に基づき、平成21年度よりフィリピン人看護師・介護福祉士候補者の受入れを実施しています。(厚生労働省HPより抜粋)






(以下、西日本新聞HP:「外国人看護師 何のため受け入れたのか2010年4月15日」より抜粋)

「合格者が出たのは2008年の受け入れ開始以来、初めてである。

合格したのは254人受験して、わずかに3人だ。日本人の合格率は毎年90%近くに達するのに、合格率1%というのでは、あまりに門が狭すぎる。」







「少なっ!!」






まず第一印象としては、これしかないでしょう。

どんだけ超難関なんだよ。






そもそも、受験問題自体が
いわゆる普通の国試問題だったようで、
難しい日本語がバンバン出てきた見たい。






「理由は、はっきりしている。日本語の壁だ。受け入れ先の病院で先輩看護師らが日本語を教えてはいるが、褥創(じょくそう)、誤嚥(ごえん)、仰臥位(ぎょうがい)といった日本人にも難解な漢字の意味を、来日2—3年で外国人が理解するのは容易ではない。」

「もちろん医療現場では、医師や同僚看護師らとの迅速かつ正確な意思疎通が必要だ。そのための日本語の能力は欠かせない。資格取得試験が厳格なものでなければならないのは当然だろう。」






「そりゃ、言葉はわかんねーわな。かわいそう」
と、うっかり思いそうだが、


ホントにそうかなぁ?




なんか、
「外国人=かわいそう」
という図式を当てはめてるような印象があるんだなぁ。






「しかし、考えてみたい。来日した研修生たちは自国ではみな看護師資格を持ち、実務経験もある人たちだ。」
 





だったら、なおさらプライドあるんじゃないの?



俺が逆の立場なら
「いや、日本人と同じ問題でいいです。当然です。」
と絶対プライドもって無理してでも言い張る。




万が一、外国人専用問題を作ってくれ、と懇願する仲間がいるなら
「いいです!そんなことしなくても!お前も自分に誇りを持てよ!」
とぶん殴る(イメージね)。





はなっから
日本には「ひらがな」「かたかな」「漢字」があって
同じ言葉でも意味が違ったり、音読み、訓読みがある、等
世界一難しい言語の国なんだもん。
今更、言語の壁なんて言い訳っぽいよ。
(ま、各新聞読んでても受験者たちのコメントはなく、みな記者が社説などで代弁しているだけなので、ホントは言い訳すらしてないかもしれないけど・・・)






「日本人にも難解な漢字の意味を、来日2—3年で外国人が理解するのは容易ではない。」
という発想も俺にはわからなくて、
「そもそも日本人が読めないかどうかなんかも分からないのが外国人」
なんじゃないの?

「こんな言葉、アメリカ人もイギリス人でも普段つかわねーよ」
と俺はいくら英語を読んでも判断できないもの。





日本人はそもそも
「飲み込むときに間違ってむせちゃったり、気管に入ること」
「上向きに寝る」
「床ずれ」
などの言葉をあらかじめ知ってるから余計ややこしいんであって、

初めから
「誤嚥」「仰臥位」「褥瘡」
という言葉だけを教えてりゃ、迷わないでしょ。





それに、俺の知る限り
日本人看護師でも漢字が読めない奴はわりといる。

これは笑えない事実だ。

「塩酸モルヒネ」をわざわざ略して「シオモヒ」と紙カルテに記載してる奴もいたし。






だから、やっぱり「仰臥位」が読めなくて問題が解けなかった方は
単に勉強不足なんだろ?
厳しいかもしれんが思ってしまう。








「半年間は日本語研修費を政府が負担するが、その後の日本語習得や試験対策などの支援は受け入れ先の病院や施設に委ね、3年以内に合格しなかったら帰国せよ、というのだ。」





これはコレで非常に酷な話だが
そもそも受け入れた病院の方々には余計なお世話だろうが、
「仰臥位」とか「褥瘡」とか国試の世界じゃ常用語でしょうよ!教えときなさいよ!!




これは傾向と対策で予想されることなんじゃないの?






いやいや、誤解なきように言葉多めに言い訳しとくが、
わざわざ外国人でありながら日本で看護師をするという方は
崇高な志をもった方なのだろうと思うし、
リアルにお金という現実的な魅力も大きいのだろうとも思うし、
祖国ではみなさん一応に偏差値の高い方ばかりなのだろう、
と思ってます。








どうやら、あと1年が最後の残された受験の年みたいで、
来年も恐ろしい合格率ならば
大量の帰国者がでてしまうこととなり、
国家間に軋轢が生むかも?と恐れてるみたい。






「半年間は日本語研修費を政府が負担するが、その後の日本語習得や試験対策などの支援は受け入れ先の病院や施設に委ね、3年以内に合格しなかったら帰国せよ、というのだ。」


「大半が合格できずに帰国することになれば、何のために受け入れたのか分からない。国際社会から日本の労働市場の閉鎖性を指摘されるだけではない。「使い捨て」と非難されかねない。」






確かにそれはそうだ。
けど、事実として「狭き門」であるだけじゃないの?





「試験のあり方も見直したい。設問の漢字に振り仮名を付ける。辞書持ち込みを認める。試験問題はもちろん日本人と同じであるべきだが、そうした柔軟な対応は次回試験からできるはずだ。」





という考え方は、違う気がする。
「誤嚥」が読めたから解決する問題じゃないだろ、と思う。
じゃぁ、不定愁訴なんかは読めればOKなのか?
意味合いをどう説明するのかが難しいかも問題じゃないか。






あらかじめ祖国で日本語をみっちり勉強してから来ればいいんじゃないの?
全部日本に来てからやろうとするのが甘い、と考えるのはイカンかね?



なんで、日本だけが悪いかね?






そして、大事な大事な一面も忘れてはならない。






「相手国からの労働市場開放要求もあっての受け入れとはいえ、少子高齢化に伴う日本の医療や介護の現場の要員不足を補うために受け入れたという側面も忘れてはなるまい。」






急速な高齢化社会に対して看護師の育成が追いつかないかね?
看護師のなり手少ないのかね?
給料少ないかね?
夢がない仕事かね?





医療・介護・福祉スタッフに対する賃金高騰があれば最も安易になり手は増えると思うが、




わざわざ諸外国へ行ってボランティア活動するような若者には、前々から思うことがあった。




この日本にも充分問題が転がっておるよ、と言いたいのだ。





外国へ行って、世界を見て、視野を広げる、という現実逃避は起こさないで欲しい。




この日本で、少し横を見れば、眼を疑いたくなるような医療や介護の現場がわんさかあるのだから。





視野を広げる前に、正しい視点を持て。






新しい力よ、立ち上がれ。







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