侍ナース!!

アラフォー男性看護師長が、偏見に満ち溢れた極論で看護の世界を斬る!

新人なんてシャララ

今年も適当な時期に適当に更新して、

まぁ、こんなもんじゃねーかな?

という、これでも自己満足に浸っています。






最後に、思うことを吐いてしまおうか、と思いまして。







俺が勤めている病院で今年度迎えた「新人」さん達は、

いわゆる「社会人経験者」がほとんどでした。

詳細を書くと、いろいろ面倒なのでボンヤリと書きますが、

30代〜40代で、経歴は様々。

自分で会社を立ち上げていた女性、

アパレルや飲食店で務めていた女性、

金融関係や法律関係なんかもおり、多岐にわたっていました。






で、そのうちの3分の2が「シングルマザー」でした。







いや〜。

女性は強いですね。本当に。

そのまま働いていても、そこそこ暮らして行くには大丈夫な給料の方もいただろうに、

夢も追いかけ、現実に追われ、将来を夢見て、

日々勉強し、実習を乗り越え、国試に合格したのですから。

みんな、古い言い方になりますが、ガッツがあります。







そんな彼女たちも、入職当初は共通の不安を口にしていました。

「おばさんだから、付いていけるか心配です」







周りの多くの看護師は自分たちより年下。

そんな彼女たちに付いていけるのか。

仲良く出来るのか、教えてもらえるのか、自分は覚えられるのか・・・・。

そのセリフには個人個人様々な意味を含んでいました。







しかし、そんな心配は無駄でした。

というよりも、そんなことよりも、違う問題が許せなくなったのです。






それは何か。






「看護村のルールを許せない」







これにも多くの意味を含みます。







例えば。

子供が思春期だから夜勤に入りたくない。

勤務体制(2交代制や3交代制、それ以外)を合意なく変更されることに納得できない。

親が心配だから待機勤務はできない。







これらの問題があったとします。

それは、「ワーク・ライフ・バランス」の視点から大事な問題であり、解決に全力を注ぐ必要があります。

しかし、これらの問題を抱えていたのは、

今までは「10年近く経験がある看護師」でした。

なので、問題を抱えた看護師や、看護部側も

「今までの経験を生かしながら、譲れる部分をなんとか絞り出し、お互いの条件を飲む」

ことを暗黙的に行っていました。







しかし、これら問題を抱えているのは、「新人」で起きだしました。

看護部側は、基礎を教えこむ新人のこの時期に、細やかな「ワーク・ライフ・バランス」を考慮する経験も案もありません。

今まで、殆どにおいて新人には「強引に」何もかもを進めてきました。

それが多くの「看護村」でのやり方でした。

理想や理念通りの「新人教育」ができている「看護村」は、ほんの一握りでしょう。

看護師不足の昨今、資格を有するのであれば、一日でも早く戦力になってもらうことが、最大にして最速の目的です。

そんな時期に、プライベートを理由にしたことなどを考慮する余裕は、看護部側にはないのです。

特に手間暇のかかる「新人」に対しては。






「仕事ができるようになってから言ってこい」






残念ながら、これが現実です。






一般社会で経験を積まれた女性としては、

「女性としての権利」を主張することも武器になったと思います。

しかし、看護師の社会しか知らない「看護村」の多くの村民には、そんな権利や主張は、ほぼ通りません。

「看護村の村民」は女性でほぼ形成されています。

その権利や主張を、ある部分では「飲み込んできた世代」が上層部なのです。







「私も苦労してきたのよ」

「同じ条件でも、あの人は勤務出来ているわ」

「あなただけ特別にできないのよ」

「状況は分かるけど、いまのあなたでは条件的にあう職場はないわ」







若くして資格を獲るよりも何倍の苦労をして辿り着いた職場を、

こんなバカみたいな返事を聞いたばかりに辞めていく。

そんな「新人」を今年は何人も見ました。


  




そしてそれらの「新人」は腹が決まった途端、

社会人経験を有効に活かして

「その言い方はパワハラだ」

「ボーナスもらうまで在籍する権利がある」

「組織としておかしい」

と、「経験者」へと顔を変え、

「ココではないどこかの病院」へ出ていきます。








「看護村」の意識改革に対する本質的問題への自覚の無さに、

「新人」は「看護村のルールに従えない」という覚悟のなさに、

「プリセプター」は「新人が自分よりも年上だからプライベートの悩みを聞いてあげれない」と的外れな悩みを抱えてるバカバカしさに、

こんなバカばっかりじゃ、看護師なんか増えるわけねーよ、

と、辟易した一年でした。











来年は今年以上に良い年でありますように。









理想郷を求めて彷徨うのか。
理想郷建設のため留まるのか。
どちらにも必要なのは覚悟だ。
君はどっちだ?
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